■当研究室では、公衆衛生学位プログラム(MPH)・パブリックヘルス学位プログラム(3年制:博士(公衆衛生学))・医学学位プログラム(4年制:博士(医学))の学生を受け入れています。大規模administrativeデータや人口ベース調査等を用いて、健康医療政策に資するようなヘルスサービスリサーチ・医療経済・社会疫学分野の研究を行います。
毎週木曜午前に輪読会を、午後に研究発表ゼミを行なっています。
■プライマリケアの質と格差に影響する「医師側決定要因」の大規模データ分析
医師は、医療において診療内容の決定に重要な役割を果たす存在である。しかし、プライマリケアにおいて医療の質(診療パターンや患者アウトカム)に影響する医師の性質に関する知見は少ない。本研究では、診療所電子カルテデータベースと、患者を診察した医師の情報と紐付ける新しいアプローチを利用し、プライマリケアにおける診療のプロセス指標やアウトカム指標、およびその格差(特に患者の性別による格差)に関連する医師側決定因子を明らかにする。本研究の究極的な目標は、医療政策研究者、医師、政策立案者に対し、プライマリケアの質を向上させるための具体的な医師ベースの政策を進める際の分析基盤と科学的根拠を提供することである。
■低価値医療・無価値医療の研究
不必要な医療サービスを減らし、医療の価値を向上させるために、社会が「低価値医療」(=健康上のメリットがほとんどない医療)にどれだけ費やしているか、理解する必要がある。本研究では、我が国における低価値医療の包括的なリストを作成し、さらに、そのリストや先行研究における低価値医療の指標を基に、低価値医療の我が国における量・内訳の定量化ならびにその間連要因の探索を行う。
■レセプト情報・特定健診等情報を用いた医療保健事業・施策等のエビデンス構築等に資する研究(奈良医大等との共同研究)
■家族の心疾患が本人のメンタルヘルスに与える影響とそのメカニズムの解明(京都大学との共同研究)
■小児医療費助成のあり方に関する研究
(研究開示文書はこちら)