【研究成果・メディア】
2025. 11. Health Affairs Scholar誌より、低価値医療に関わる医療費の分布に関する研究が公開されました。高額な医療でなく、価格の安い低価値医療が積み重なることで低価値医療の医療費の大部分を占めることがわかりました。
2025.10. Health Policy誌より、居住地の「剥奪指標」(社会経済的状況 [SES] を反映)が高い(=SESが低い)、ほど、サービスに占める低価値な医療の割合が高くなることを報告しました。SESと低価値医療の提供が関連することを日本で初めて報告しました。
2025. 6. JAMA Health Forumより、プライマリケアのlow-value care(低価値医療)の提供に関する医師の性質についての論文を出版しました。読売新聞・朝日新聞 で報道されています。
2025. 4. coFFee doctorsに研究内容の取材記事が掲載されています。
2024. 11. 風邪に対する抗生剤処方率に関連する診療所や医師の性質をJAMA Network Openから報告、各種媒体(毎日新聞/朝日新聞)で報道されました。
2024. 4 入院患者において、女性医師の方が男性医師よりも死亡率・再入院率が低い傾向にあり、その女性医師の「ベネフィット」は女性患者で特に大きいことを、5大医学総合雑誌の1つであるAnnals of Internal Medicineに報告しました。医師・患者の性別の組み合わせは患者のアウトカムを規定する重要なファクターと言えます。論文はこちら / 日本語解説はこちら
【講演】
2025.11.20. 一般社団法人Evidence StudioのEvidence Award2025基調セッションに登壇しました。
2025.11.9 第20回医療の質・安全学会学術集会(京都)のパネルディスカッションにて、「大規模データからみた我が国のLow-Value Careの現状と対策」と題して講演を行いました。
2025.10.29 第84回日本公衆衛生学会総会(静岡)のシンポジウム「若手研究者と考える日本の公衆衛生学の未来」にてシンポジストとして登壇しました。
2025.9.30 イノベーション・フォー・ヘルスケア 医療産業成長戦略セミナーにて講演を行いました。
2025.9.28 福島てらこ屋ランチョンセミナーにて「臨床課題を「上流」から見る 公衆衛生と医療政策」と題して講演を行いました。
2025. 5.29 慶應ヘルスポリシー研究会で「Low value careの構造的要因を探る―持続可能かつ質の高い医療システムを目指して―」と題して講演を行いました。
2025. 5.20 読売新聞東京本社医療部にて「Low value care」についての部内講義をおこいました。
2025.4.16 東京大学公衆衛生学教室にて、「Low value careの構造的要因を探る―持続可能かつ質の高い医療システムを目指して―」と題した講演を行いました。
2025.3.4 厚労省において、「低価値医療(無価値医療)について」と題したレクチャー・意見交換を行いました。
2024. 11.28 The 9th UTokyo-NTU Joint ConferenceにてHealth Services Research for Sustainable and Green Medicineというタイトルで講演しました。
2024.11.25 内閣府規制改革推進会議医療介護WGにて、医療等データの利活用法制等の整備についてのユーザー視点での提言と題した意見陳述を行いました。
2024.10 ヤンセンファーマにて、「低価値医療」と題し講演を行いました。
2024.6.9 日本プライマリケア連合学会学術総会シンポジウムに招待を受け、「低価値医療 (low-value care)を測定する」と題して講演を行いました。
2024.5.12 UJA論文賞を受賞し、受賞講演を行いました。"Comparison of hospital outcomes for patients treated by allopathic versus osteopathic hospitalists: An observational study"
2024.4.15 慶應義塾大学にて、「Low value care研究のこれまでとこれから」と題して講演を行いました。
2023.11.1 公衆衛生学会総会シンポジウムにて、「介護者の健康の多様性〜実証データとともに〜」と題して講演しました。
2022.1.27. Social Science Research Councilおよびハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所主催の Abe Global 2022にてパネリストを務めました。、日本のAgingにおける介護者の疫学研究の紹介をしました(https://www.youtube.com/watch?v=jBsJqgU1G2U&t=4254s )
【その他】
2025.
2025. 7. 筑波大学 TRiSTARフェロー(文部科学省世界で活躍できる研究者戦略育成事業)に認定されました。
2025. 1.1 筑波大学に准教授として赴任しました。