医療政策と社会の公平性の交差するところに興味を持ち、医療の質、医療ケアの格差、医師のパフォーマンスと行動に焦点を当てた研究を行っています。 また、高齢化社会のフロントランナーである日本の研究者として、介護に関連するヘルスサービスリサーチ(保険制度や介護者等)にも強い関心を寄せています。それらの研究は、Ann Intern Med、Ann Surg、J Gen Intern Med、Ann Emerg Med、Soc Sci Medなどの国際的なコアジャーナルに掲載されています。学術活動と並行して、一般内科医として診療を続けています。

東京大学大学院医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座 

特任講師

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2024. 4 入院患者において、女性医師の方が男性医師よりも死亡率・再入院率が低い傾向にあり、その女性医師の「ベネフィット」は女性患者で特に大きいことを、Annals of Internal Medicineに報告しました。医師・患者の性別の組み合わせは患者のアウトカムを規定する重要なファクターと言えます。

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2023. 7. COVID-19外来患者に対する抗生剤処方(=low value careの1つ)率のばらつきや、関連する医師の性質をJAMA Network Openから報告しました。全抗生剤処方の85%はたった10%の医療機関から出されていました。

2023. 6. パンデミック初期に外来医療によって予防可能な疾患(Ambulatory care sensitive conditions)の入院患者の死亡率が上昇したことをJAMA Network Openに報告しました。

2023. 5. 米国の 2 種類の医師(MD と DO)が 治療した入院患者のアウトカムを比較した論文がAnnals of Internal Medicineから出版されました。論文はこちら / プレスリリースはこちら

Last updated: Apr 25, 2024.

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介護に関する政策研究 

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価値のない医療